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2019年11月29日(金) 投稿者: 移行用 管理者

『【住高18期 水島賢太郎の遺稿から小説を出版】』

住吉高校同窓生のみなさん

住吉高校18期、水島賢太郎は2年前に逝去しましたが、
この度遺稿の中から小説「無限軌道」が出版されましたのでお知らせします。
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高校18期軟式野球部の7名で10年ほど前から毎年2回程度ゴルフ合宿を行っています。北海道から九州まで、2泊2ラウンドが基本プランです。
60歳を超えて野球チームの結成を夢見ましたが、野球をする体力がないことを全員で認め合わざるをえず、「球を打つことに変わりはあるまい」とゴルフで代用している次第ですが、そのメンバーのひとり水島賢太郎が2年前に急死しました。

賢太郎は生前物書きを趣味としていました。ひょっとすると晩年はそれを本職にしようと考えていたかもしれません。賢太郎の奥様(以下水島さん)によると書くことが本当に好きで、書くことによって自分の精神のバランスをとっていたように思われるとのことです。
賢太郎が残した膨大な作品は、とりあえず水島さんが読める形に整理をされたものだけでも小説55作品と詩69作品にのぼります。

残された多くの作品の中でも「無限軌道」は賢太郎が特に力を入れていた作品で、この度単行本として新潮社から出版されました。
水島さんのお話では、賢太郎は彼が倒れたその日までこの作品に手を入れていたようで、せめてこの作品だけでも出版してあげたいとの思いで、自費出版の形を取ったとのことです。
1960年代、70年代を背景とした心に突き刺さる作品です。

ところどころ住高を想起させる描写もあります。
興味をお持ちの方は大型書店に問い合わせてください。
アマゾン他のネット書店でも購入できます。


2019年11月 住吉高校18期 民谷博史

ISBN 978-4-10-910150-9

無限軌道
水島 賢太郎(著)
発行:新潮社
四六判
縦191mm 横130mm 厚さ20mm
重さ 316g
184ページ
定価 1,400円+税